危ないよ!
六本木の空から鉄パイプが降ってくるなんて
それが、頭に突き刺さるなんて・・・
いろんな不運が一か所に集中したみたいな事故
避けらるものなら・・・
小さい時、台風の季節になると
よく祖母から電話がかかってきた
「家にいれば大丈夫よ。心配し過ぎよ!」
ちょっと、キレ気味で母親が対応していた。
「雷が怖いのよ~ですって!大人なのに!」
電話を切っても憤慨する母親
それにしても
なぜ、そんなに雷が怖いのか不思議なくらい怖がっている・・・
聞けば、
若いころ開けた道を歩いていたら
突然大きな轟と共に雷光が落ちてきた
恐怖でしばらくしゃがみ込んでいたが
ふと、目を開けると
少し目を歩いていた近所の女性が
真黒なって倒れていた
そう
雷に打たれて亡くなっていたのだ
そりゃ~怖いでしょう
だって紙一重だよ
自分がもう少し先を歩いていたら
今、この世にいなかったかもしれないんだから
それからず~っと
トラウマになって、台風の時期は怖くて怖くて仕方がない
いちいち電話がかかってくるわけだよ
「おじいちゃんが出かけてるのよ。雷が鳴って怖くてね~」
自分がどんなに気をつけても避けられない事故
なんだかやるせない上原でした。